蔵書家たちの黄昏

反町茂雄の主題による変奏曲

[105] 現代日本の蔵書家3 三万クラスのひとたち

☆梅本「今日は3万越えの人を紹介していきます」

★関谷「ここらあたりからちょっとヘビーになってくるね」

☆梅本「まずライターの岡崎武志さん (Okazaki Takeshi 1957-)。『蔵書の苦しみ』をはじめとする古書関連の著書が多いだけにさすがの3万冊。それと前前回触れた森繁久彌さん (Morishige Hisaya 1913-2009)の書庫がやっぱりそれぐらいあります。芸能人では最大かな?  ほかに政治家の佐川一信(Sagawa Kazunobu 1940-1995)ってひとがやっぱり3万冊」

★関谷「蔵書家も3万冊を超えると大したものだね」

☆梅本「ええ 編集者の神谷隆介(Kamiya Ryusuke 1969-)も3万クラスですが、以前フロムネットサーフィンの情報商材詐欺で逮捕されてます。 でも結果は不起訴だって」

★関谷「情報商材詐欺は証明が難しくて有罪になりにくいらしい」

☆梅本「ええ さすがたくさん本を読んで徳を積んでるだけの事はあります」

 

 

★関谷「蔵書3万冊クラスで一番蔵書家らしい人は由良君美 (Yura Kimiyoshi 1929-1990)じゃないのかな? 幻想文学の専門家だし、稀覯本の収集家として名高かった。」

☆梅本「この系統では高山宏(Takayama Hiroshi 1947-)さんが最近蔵書を処分にかかったようです。やはり約3万冊」

★関谷「高山宏は新刊本ばっかりで古書店との付き合いはあまりなかったんだそうだ。万クラスまで集めてる人では珍しいね」

    
☆梅本「評論家の紀田順一郎 (Kida Jyunichiro 1935-)も蔵書家としては有名ですよ。『蔵書一代』って本書いてます。やはり所蔵数は3万ほどでした。」

★関谷「書誌学者の長沢規矩也 (Nagasawa Kikuya 1902-1980)も関西大学に28778冊と東京大学に3千冊で軽く3万越えだな。でもこの人書誌学者だろ? このコーナーに置いていいの」

☆梅本「関大の文庫見ると貴重書が少ないんです。東大の方はわかりませんが」

★関谷「でも3万クラスで一番有名な蔵書家は、なんてったって松本清張 (Matsumoto Seicho 1909-1992)だろ。日本における本格推理小説の元祖の江戸川乱歩が2万なのに対して、社会派推理小説の代表格である松本清張は3万冊。しかも清張は執筆のために大量の資料を買い込んで、執筆が終わったらそれを処分するタイプだった。それで書庫に3万も残るって凄いよな・・・ 処分しなかったらどれぐらいになってたか」

☆梅本「ちなみにもう一人の大物、横溝正史さんの蔵書は今回は分かりませんでした」

★関谷「世田谷文学館にあるらしいけど、漱石のコレクションとかは別に自宅に置いてたらしいね」

☆梅本「推理小説といえば、ミステリ評論の第一人者の中島河太郎 (Nakajima Kawataro 1917-1999)さんは御自身の蔵書3万冊をもとにミステリー文学資料館ってミステリ専門図書館を作って館長やってました」

★関谷「いくらミステリ評論家でもミステリ関係だけが蔵書じゃないだろう。この人柳田国男とかの研究もあるし。」

☆梅本「ええ。トータルならもっとあると思いますね」

★関谷「それより、作家ではいないの?」

☆梅本「作家では、舟橋聖一 (Funabashi Seiichi 1904-1976)記念館に、図書17500と総合・文芸・婦人雑誌など8400冊、それと大正末期から戦後までの文芸同人誌5200冊が保存されてます。しめて31100冊ですが、記念館側は37500冊と謳ってます。でもこれは舟橋聖一に関係する本とか原稿やスクラップ張も加えた数なので、本人の蔵書自体は3万1千冊ちょいですね。」

★関谷「ライバルの丹羽文雄はどれぐらい?」

☆梅本「ちょっと今分かりません。分かったら後で追加します。それより新井素子(Arai Motoko 1960-)さんなんですが、彼女も書庫には3万冊あるらしいです。でもご主人や、新井さんのお父さんの蔵書も一緒に入ってるんだって」

★関谷「こうなると新井素子の蔵書というより新井家の蔵書だな。」

☆梅本「彼女の両親はともに講談社勤務だったので本には縁のある人ですよ。ちなみに新井さんはぬいぐるみも4000個持ってるって話です。
    先を続けますが、中国の対外関係史の権威の榎一雄 (Enoki Kazuo 1913-1989)さんも貴重な資料を多くお持ちでした。3万冊を東洋文庫に寄付されています。」

★関谷「この人は自身が東洋文庫の文庫長を務めてたんだっけ。ここはモリソンや和田維四郎ほか色んな人の蔵書が入ってる」

☆梅本「石田幹之助以来、稀覯本の巣窟の東洋文庫へ自分の蔵書を寄付できる自信が凄いですね。理事長だから東洋文庫の内容は熟知してるはずなのに。」

 

★関谷「今日も紹介する人が多いのでどんどん続けてください」

☆梅本「変わったものの蒐集ならこんな人がいます。島崎博(Shimazaki Hiroshi 1933-)さん、カストリ雑誌では最大級のコレクター。持ってる本全体では3万冊に及ぶそうです」

★関谷「この人台湾系で、70年代までは日本でミステリ雑誌の編集者として活躍した後、あっちに帰ったんだそうだ」


☆梅本「次は政治家の蔵書家です。江崎真澄(Esaki Masumi 1915-1996)さん。3万冊。」

★関谷「そんな昔の人ではないんだけど、恥ずかしながら全然記憶にない・・・」

☆梅本「ここからまた学者が多くなります。
    近世文学が専門の中村幸彦さん (Nakamura Yukihiko 1911-1998)も文庫に寄付してるんですが、内容は和漢の古書が15500冊、現代書(和・洋・中)が17500で計3万3千。該博な知識で知られた書誌学者だけに、質も高く天下の孤本とされる南宋版『尚書註疏』もあったそうです。

    科学史家の吉田光邦 (Yoshida Mitsukuni 1921-1991)も同じぐらいの量です。まず図書が29000、雑誌パンフレット4000を加えて、計3万3千冊。

    作家の杉浦明平(Sugiura Minpei 1913-2001)も3万冊以上。この人はレコードもかなり集めてました。

    国文学の和田茂樹 (Wada Shigeki 1911-2008)がそれよかちょっと多くて3万5千冊。」

★関谷「和田茂樹? 聞いたような名前だな。」

☆梅本「確かにどこかで聞いたような感じの名前だけど、多分ご存じない人だと思います。愛媛大の教授で愛媛県の郷土史的な研究が多い人だから。いわゆる地方名士です。 やはり福岡大学の医学部附属病院長の曽田豊二(Soda Toyoji 1925-2017)って人も、約3万冊の蔵書で「曽田豊二文庫」を作ってます。こういう人は専門の医学書以外にも自然科学、哲学、歴史、文学と内容は豊富ですね。南足柄市塚原在住の杉山博久(Sugiyama Hirohisa 1937-)さんは高校教諭の傍ら発掘に勤しまれた考古学者ですが、自宅書庫にある本は三万冊を越えるそうです。  
    誰でも知ってる有名人なら、テレビでよくみる三枝成章 さん (Saegusa Shigeaki 1942-)が3万5千冊あるって。それと岡田斗司夫 (Okada Toshio 1958-)の最盛期は3万7千冊あったけど、処分して1000冊だけ残したってそういう話もありますよ。」

★関谷「あの人は基本的にダイエットの好きな人だったんだね」

☆梅本「『本の奴隷になりたくない』って言ってたそうです。分かるような気もしますね。」

★関谷「さっき触れた紀田純一郎も、3万冊を処分して600冊だけにしたそうだな」

☆梅本「本棚にして二つか三つといったところですね。これならもう普通の人の蔵書と変わりません・・・ これぐらいの蔵書が実は一番幸せだったりして」
      
★関谷「それはわからない。人それぞれだろう」


☆梅本「で、この三万クラスで一番問題になる蔵書家はやはり・・・」

★関谷「そう、丸山眞男 (Maruyama Masao 1914-1996)」

☆梅本「一部でおおざっぱに3万冊って言われてたけど、東京女子大に寄付された丸山眞男文庫の内容は約18,000冊の図書と18,000冊の雑誌で計3万6千冊。」

★関谷「丸山眞男で凄いのは、 バーチャル書庫 の存在だね。家の間取り図から、どこにどんな本があったかまで、生前の丸山の書斎の様子が再現されてる」

☆梅本「書斎というより玄関先から応接間に至るまで本棚がある特殊な家ですね。家じゅう本だらけ。これは家族が嫌がるわ」

★関谷「戦後を代表する政治学者の蔵書内容までわかるので大変参考になる。丸山が亡くなったときのNHKの追悼番組で、書斎に入った弟子の学者が「大変価値のあるものとそうでないものと半々ですね」とか言ってたけど、確かに結構あたりまえのものが多い。鴎外の蔵書もそうだったというが・・・」

☆梅本「それと、昔からあの人の本を読んでいて感じてたんですけど、丸山さんの知的フィールドには密教関係がすっぽり抜けてるというか、死後発売された四巻セットの日本思想史の講義録でも、仏教面ではいきなり古代から鎌倉仏教に飛んじゃうでしょう。台密や東密は政治的にも思想的にも日本仏教の最要所なのに。そうしたら、じっさいに本棚をみても密教関係のものが・・・」

★関谷「他にくらべてかなり弱いな。ただ学者の仕事場は研究室なのでそっちの蔵書もみてみないと・・・ それと東京女子大に寄付した以外にもあったはずだし」

☆梅本「一つ微笑ましいのは、あの丸山さんがクラシックの名盤指南の本に宇野功芳本を使ってたことですね!」


★関谷「こういう大御所クラスはまだいるの?」

☆梅本「はい。今日とっておきの人ですが・・・ 中村元先生 (Nakamura Hajime 1912-1999)です。故郷の記念館が3万3千冊保管してます」

★関谷「インド哲学・仏教学の世界的権威でサンスクリットから漢籍、パーリ語までフォローしてて・・・」

☆梅本「著作も厖大なんです。全集じゃなくて選集なのに40巻もあります。主著はおそらく『初期ヴェーダーンタ哲学史』とその続編の『シャンカラの思想』なんでしょうけど、学術的著作以外に一般向けのものがすごく多いですよね。それがみんな平明でわかりやすくて」

★関谷「日本の人文科学の鑑みたいな人だね。かなり高齢になってからも、現代思想で「論理の構造」なんていう小難しいロジカルな連載をしてたっけ」

☆梅本「そうかと思うと巨大な辞典をほとんど一人で執筆したり」

★関谷「基本はインド哲学と仏教学なんだけど、ほとんど世界中の思想に通暁してた人だよね。」

☆梅本「高い学問水準でこれぐらい論域広い人って私他に知りません。亡くなった時、弟子の前田専学が『20世紀最大の天才』とか言ってたけど、これは弟子じゃなくてもわかりますね」


★関谷「中国史の貝塚茂樹さん (Kaizuka Shigeki 1904-1987)も大阪の会社にこれぐらいの量を売ってなかったっけ?」

☆梅本「はい。3万5千冊を久保惣ってとこに寄付されてます。貝塚さんは弟の小川環樹さんも1万クラスで紹介しました」

★関谷「この家、兄弟みんな京大教授じゃなかったっけ?」

☆梅本「たしかご長男だけ東大教授だったと思います。まずお父様が高名な地理学者の小川琢治さんなんです。京都大学教授で学士院の会員にも任命されてます。長男以外の息子さんもみんな京大の教授で、次男の貝塚茂樹さんは文化勲章の受章者。四男の小川環樹さんは学士院会員。三男の湯川秀樹さんは学士院会員で文化勲章受章者でノーベル物理学賞・・・ 皆さんそれぞれの分野での最高権威です」

★関谷「日本でここより優秀な兄弟っているのかな?」

☆梅本「強いて挙げれば、佐藤市郎・岸信介・佐藤栄作の『佐藤三兄弟』とかかしら・・・
    小川家は元来漢学者の家柄で、まずお父様が大変な蔵書家だったんです。東京の古書街にもその名は知られていました。『小如舟書屋蔵書目録』がありますがこれは稀覯本だけ選んで抜き出したリストで全体では相当の量があったといいます。子供たちはそれを好きに読んでもよかったって。」

★関谷「それで息子もやっぱり、貝塚さんとか小川環樹さんみたいな大蔵書家になったわけか」

☆梅本「子供の時の環境は大事ですね。湯川先生も対談なんかでは漢籍の教養がにじみ出てました」


★関谷「ところで羽仁五郎 (Hani Goro 1901-1983)って在野の歴史家がいたろう? あれも3万ぐらいじゃなかったかい?」

☆梅本「あ 羽仁夫妻を忘れてました。羽仁五郎と説子の共同蔵書が、6517冊の和書と6660冊の洋書と6953冊の雑誌で、しめて2万120冊です。これは文庫に寄付されてますね。それプラス、羽仁五郎単独でも別に文庫に寄付してて、こちらは和書2584冊、洋書1143冊 雑誌6343冊で計9770冊。3万にはちょっと足りないんですが、たぶん持ってる本全部寄付したわけでもなし、100冊足りないぐらいならここに置いてもいいでしょう。他に非図書資料も1万5645あることだし。」

★関谷「この夫婦は研究機関の蔵書を利用しにくかったので、自分達でここまで資料を貯め込まなきゃならかったんだろう。二人の間にできた息子は映画監督の羽仁進だっけ?」

☆梅本「この家へ左幸子さんが嫁いだんだけど、姑と舅にいびり出されたんだって。夫である羽仁進まで向こうの味方になったって。子供も向こうに取られたって左さんテレビで言ってました。」

★関谷「女優さんがゴリゴリのマルクス主義者の家に嫁ぐもんじゃないよな。在野で学者やってる変わり者の蔵書家夫婦と大体そりが合うはずないだろ」

☆梅本「それより息子があっちに寝返ったのが許せませんね。」

★関谷「羽仁進といえばATGの『初恋地獄変』だが、あの映画での『俊ちゃん、女房出かけたよ』というのは日本映画史上で最も恐ろしいセリフだな。今もたまに夢でうなされるよ・・・」


★関谷「さて、今日最後の人は誰かな?」

☆梅本「向坂逸郎 (Kosaka Itsuro 1897-1985)さんです。日本語書籍21390冊、外国語書籍9881冊、邦雑誌3393、洋雑誌591。しめて35255冊。」

★関谷「この人はやっぱり資本論だね。日本の左翼はみんなこの人の訳で資本論を読んだ。」

☆梅本「私も正直ここまでの蔵書家だとは知りませんでした。特にマルクス主義文献の蒐集では旧ソ連のマルクス・レーニン主義研究所の人が驚くほどだったそうです。」

★関谷「wikiを読むと、保守系の谷沢永一や渡部昇一ですら『マルクス主義文献の収集家としてはトップクラス』だと見てたらしい」

☆梅本「でも同じくwikiには、東郷健との対談で『ソヴィエト社会主義社会になればお前の病気(オカマ)は治ってしまう』『こんな変な人間連れて来るならもう小学館の取材には一切応じない』とか言って、怒った東郷健は席を立ったって! 今こんなこと言ったらえらいことですよ。あっはっは 」

★関谷「マルクスの日本語訳には名訳が多くて、城塚登の「経哲草稿」とか前回触れた古在由重の「ドイツイデオロギー」は今読んでもたいしたもんだ。とりわけ、この人の訳した岩波文庫の資本論は素晴らしい。それにはこういう膨大な資料がバックボーンとして存在していたんだな」

☆梅本「一昔前の日本のマルクス主義研究者の層の厚さはちょっと異常でしたもんね」

★関谷「俺は今の若い奴らに言ってやりたいね。お前らマルクスなんて鼻で笑ってるんだろうが、「経済学・哲学草稿」から「神聖家族」と「フォイエルバッハテーゼ」を経て、「ドイツイデオロギー」に至る初期のマルクスの、類的存在論から史的唯物論へ展開してゆく思想的発展に一体触れたことがあるのかと・・・ そりゃ、あってるか間違ってるかと問われれば、間違ってるんだろうけど・・・」

☆梅本「今日、ご紹介した蔵書家の方は28名でした。」

 

 

 

総目次
 
まずお読みください

◇主題  反町茂雄によるテーマ
反町茂雄による主題1 反町茂雄による主題2 反町茂雄による主題3 反町茂雄による主題4

◇主題補正 鏡像フーガ
鏡像フーガ 蒐集のはじめ 大名たち 江戸の蔵書家 蔵書家たちが交流を始める 明治大正期の蔵書家 外人たち 岩崎2家の問題 財閥が蒐集家を蒐集する 昭和期の蔵書家 公家の蔵書 すべては図書館の中へ 
§川瀬一馬による主題 §国宝古典籍所蔵者変遷リスト §百姓の蔵書
 

◇第一変奏 グロリエ,ド・トゥー,マザラン,コルベール
《欧州大陸の蔵書家たち》
近世欧州の蔵書史のためのトルソhya

◇第二変奏 三代ロクスバラ公、二代スペンサー伯,ヒーバー
《英国の蔵書家たち》

◇第三変奏 ブラウンシュヴァイク, ヴィッテルスバッハ
《ドイツ領邦諸侯の宮廷図書館》

フランス イギリス ドイツ  イタリア
16世紀 16世紀 16世紀 16世紀  16世紀概観
17世紀 17世紀 17世紀 17世紀  17世紀概観
18世紀 18世紀 18世紀 18世紀  18世紀概観
19世紀 19世紀 19世紀 19世紀  19世紀概観
20世紀 20世紀 20世紀 20世紀  20世紀概観
仏概史  英概史  独概史  伊概史

◇第四変奏 瞿紹基、楊以増、丁兄弟、陸心源
《清末の四大蔵書家》
夏・殷・周・春秋・戦国・秦・前漢・新・後漢 三国・晋・五胡十六国・南北朝 隋・唐・五代十国 宋・金・元   中華・中共    

◇第五変奏 モルガン,ハンチントン,フォルジャー
《20世紀アメリカの蔵書家たち》
アメリカ蔵書史のためのトルソ
 
◇第六変奏
《古代の蔵書家たち》
オリエント ギリシア ヘレニズム ローマ

◇第七変奏
《中世の蔵書家たち》
中世初期 カロリングルネサンス 中世盛期 中世末期

◇第八変奏
《イスラムの蔵書家たち》
前史ペルシア バグダッド カイロ コルドバ 十字軍以降
 
◇第九変奏 《現代日本の蔵書家たち》
本棚はいくつありますか プロローグ 一万クラスのひとたち 二万クラスのひとたち 三万クラスのひとたち 四万クラスのひとたち 五万クラスのひとたち 六万クラスのひとたち 七万クラスのひとたち 八万クラスのひとたち 九万クラスのひとたち 十万越えのひとたち 十五万越えのひとたち 二十万越えのひとたち エピローグ TBC

◇第十変奏 《現代欧米の蔵書家たち》
プロローグ 一万クラス 二万クラス 三万・四万・五万クラス 七万クラス 十万・十五万クラス 三十万クラス エピローグ1 

◇第十一変奏
《ロシアの蔵書家たち》
16世紀 17世紀 18世紀①   19世紀① ② ③ 20世紀① ② ③

 

 

Δ幕間狂言 分野別 蔵書家
Δ幕間狂言 蔵書目録(製作中)
 
◇終曲   漫画の蔵書家たち 1 
◇主題回帰 反町茂雄によるテーマ
 

§ アンコール用ピースⅠ 美術コレクターたち [絵画篇 日本]
§ アンコール用ピースⅡ 美術コレクターたち [骨董篇 日本]

§ アンコール用ピースⅢ 美術コレクターたち [絵画篇 欧米]
§ アンコール用ピースⅣ 美術コレクターたち [骨董篇 欧米]
 
§ アンコール用ピースⅤ レコードコレクターたち
§ アンコール用ピースⅥ フィルムコレクターたち
 
Θ カーテンコール 
閲覧者様のご要望を 企画① 企画② 企画③ 企画④


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  3. [113] 現代日本の蔵書家11 十五万越えのひとたち – 蔵書家たちの黄昏
  4. [6] 鏡像フーガ1 プロローグ – 蔵書家たちの黄昏
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  13. [104] 現代日本の蔵書家たち2 二万クラスのひとたち – 蔵書家たちの黄昏
  14. [7] 鏡像フーガ2 蒐集のはじめ – 蔵書家たちの黄昏
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  25. [115] 現代日本の蔵書家∞ エピローグ – 蔵書家たちの黄昏
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